HOMEギリシャ劇FAN観劇の記録 > オイディプス@Tokyo
オイディプス王(蜷川2002) | オイディプス@Tokyo

オイディプス@Tokyo

DATA

原作DATA:オイディプス王
ビデオ等:VHS(劇団へ問合せ)

[東京公演] 2002.07.03-07 東京芸術劇場小ホール1

上演時間: 1時間30分
  構成・演出:安田雅弘
原作:ソフォクレス
照明デザイン:関口裕二
音響:斎見浩平
衣裳:渡邉昌子
舞台監督:海老沢 栄
舞台美術:安田雅弘・関口裕二
宣伝美術:福島 治

キャスト
Tokyoの人・オイディプス 内藤千恵子
Tokyoの人・イオカステ 倉品淳子
Tokyoの人・クレオン 大久保美智子
Tokyoの人・羊飼い 長谷川尚美
Tokyoの人・コロス 水寄真由美 太田真理子 山口笑美 井上奈保未 久保村牧子
Tokyoの人 森谷悦子
運命・テイレシアス 山本芳郎
運命・隣国の使者 浦 弘毅
運命 川村 岳 斉木和洋 野々下孝 鴫島隆文 名久井 守

ここに注目!

黒舞台の上に、ひとまわり小さい白い舞台がしつらえられた、二重の舞台。この劇団が"《四畳半》スタイル"と言っているのはこれのこと? 役者は舞台の四方から出入りすることができ、劇場の扉も終始開かれている。

…というわけでもないらしい。《四畳半》については、劇団のホームページに解説がありました。ちゃんと読んでおかないと…?

白い服を着たTokyoの女たちの日常、オイディプスの物語(ほぼすべて女優が演じる)が白舞台の中で交互に演じられ、"運命"と呼ばれる黒衣の男たちがその外側でオイディプスの予言や謎を語る。演出家いうところの「構成演劇」。

Tyokoの風景では女たちは自由に振舞うが、彼女たちが演じるオイディプスの物語は、常に黒衣の男たちが女たちを強引に舞台に"投げ込んで"始まる。女たちの動きはぎこちなく、文楽の人形のように見える。ただし、オイディプスに報せをもたらすテイレシアスと、コリントスの使者だけは外側から男が"飛び込んで"演じ、内側の世界へ何かをもたらす、異質な形を取っている。

…うーん…、文章で書いてもムダという気がしてきました。(^^;)
音楽、装置、照明は非常にスタイリッシュで◎。

感想

"山の手"初見。 正直、Tokyoとオイディプスの世界がどうしてもつながらなくて、オイディプスのストーリーを追いかけてしまいました。それで涙を流していたら、世話ありませんですね。<私

実は心に迫るものがかなりあったようです。不覚。

"女の日常"のシーンは、取り立ててどうということのない、他愛のない遊びや会話に夢中になる姿。笑っている方も多くいらっしゃいましたが個人的には不快感。関心があるように見えて、実は何事にも無関心。ありゃあ女の暴力的な面ではないのかしらん?

[蛇足]
テレビは公演回数分、壊したのでしょうか? 他人事ながら心配です。(^-^;)


© 2002.07.07 bouno.
http://www.bouno.net/
http://www.bouno.net/theatre/impression/yama_oi.html