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読み終えた本 61~70

これ以降のレビューは、 Bouno.net の ギリシャ語の本に書いています。

64. Η κοτούλα παίζει με τα χρώματα ニワトリさん、色であそぶ

ニワトリはしろ、トサカはあか、ヒヨコはきいろ…、さて、あのあおいものは?

ひっさびさの「ギリシャ語の本」更新です。前回から、実に9ヶ月ぶりになってしまいました。仕事が忙しかったのと、通っているギリシャ語講座の内容がレベルアーップ!してしまい、そちらについていくだけで精一杯になってしまったからです。

さてこの本は、旅行に行く前、友達に「ものすごく簡単なギリシャ語の絵本、買ってきて!」と頼まれて、タソス島の路上で買いました。絵本の屋台(?)が出てたのです。お土産として渡す前に、ついつい自分で読んでしまいました…。いやはや、悪いヤツですね、私って。
これはおそらく Bayard Jeunesse というカナダの書店で出版されたものの、ギリシャ語版。「一歳から」と書かれていて、久しぶりに可愛らしい、なんにも悩まずに読める本でした。

時々、こういった本当に「やさしい本」に戻りながら、また少しずつ読んでいけたらと思います。

63. Ποιός είναι ο Α.Μ.; A.M.は誰だ

カテリナはアテネのラジオ局で働く22歳。あるとき、職場近くのダヴェルナで出会ったマノリスと一緒に、アナ・ヴァルディのコンサートに行くことにする。ところが、アナは "A.M." と名乗る謎の人物に脅され、コンサートを中止してしまった。カテリナとマノリスは犯人探しを開始するが…

Έναν Αύγουστο στις Σπέτσες と同じシリーズで、アテネで出版されているギリシャ語テキストのサイドリーダー。これはレベル1で、一番やさしいレベルの本です。
このシリーズはサスペンス仕立てのストーリーが多いようですね。読み終わるまで、「続きを知りたい」という興味を持ち続けやすくなっています。本文のボリュームはこれまでで一番多かったのですが、文章も単純で短いものがほとんどだったので読みやすく感じました。分かりにくい語彙にぶつかっても、脚注と巻末のボキャブラリー集の助けを借りて、読みつづけることができます。

62. Φίλοι για Πάντα ずっとともだち

Forever Friends というシリーズのひとつで、この本では「友情」について色々なものに喩えながら書き綴られています。例えば、"燃えさかる炎はいつか消えるけど、友情はいつまでも続くよ" とか、"虹の橋は消えてしまうけれど、友達の心はずっとつながっているよ" とか、そういう具合です。

小さい本ですが、だいぶてこずらされました。というのは、まとまったストーリーがあるというわけではなくて、内容がとても詩的・抽象的だったからです。語彙もかなり持っていないと、読みこなすのは難しいかも。
挿絵も可愛いし、ページあたりの文章が短いので油断してしまいますが、侮るなかれ。初めて見る単語が山ほど出てきたので、思い切って辞書を引きまくることにしました。だいたいの内容がつかめたら、単語帳代わりに読み込むための本にするといいかも知れません。

公式ページ
http://www.foreverfriends.co.uk/

61. Η Κυρία Ψηλομύτα και ο Τσιγγούνης γείτονας… きどりやさんと、隣のけちんぼさん

きどりやさんの家はご近所でも一番大きくてステキなお家で、とっても広いお庭つき。ただひとつ気になるのは、庭のはじっこに、けちんぼさんの小さくてみすぼらしい家が見えてしまうこと。"ながめが台無し!"と、きどりやさんは大きな塀を作らせて、けちんぼさんの家を隠してしまいます。一方、目の前に巨大な塀を建てられてしまったけちんぼさんは、一計を案じ…。

Mister Men & Little Miss シリーズ。Κυρία Ψηλομύτα は文字だけ見ると「鼻の高い人」ですが、ギリシャ語では気取った人、自惚れた人、という意味らしいです。日本語でも得意になることを「鼻を高くする」と言いますから、通じるところがあって面白いと思いました。
お話ですが、このシリーズには珍しくなじみのない言葉が多く出てきたので、後半が分かりにくく感じました。そこで、一通り読んでしまってから辞書を使ってチェック。…なるほど、そういうオチだったとは…。いつもながら考えさせられました。
内容とは直接関係ありませんが、きどりやさんは帽子のおしゃれが大好きと見えて、外出にはいちばんステキな帽子をかぶって行くんですよね。こういうところ、可愛らしくていいです。


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