HOMEやさしいギリシャ語の本読み終えた本 41~50
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読み終えた本 41~50

50. Ο Καθηγητής Φασόλας えんどう先生

Φασόλας くんは、いつも本を読んでいるのでとっても物知り。あるとき、友達がおけに乗って遊んでいて、危なく流されそうになっていたところを助けます。もっと安全なのりものを作ろうと、みんなで協力して船を作ることになりました。設計図と監督は、もちろん Φασόλας くん…。

Μάντς-Μμάντς という、野菜の仲間が出てくるお話のシリーズ。
Φασόλας 先生、つまり το φασόλι (bean) のことですが、正確にはソラマメやインゲンマメなどの、サヤつきの豆のことを言うようです。エンドウマメ (peas) のことは μπιζέλια と言うらしいので、もしかしたら「えんどう先生」では正しくないのかも知れません。でも日本語タイトルとしてはこっちのほうが面白いかな~、と思ったので、そのようにしてみました。

短いお話ですが、助ける、投げる、立てる、塗る…といった基本的な単語が多く出てくるので、とても勉強になります。シリーズものなので、他の本もいくつかあわせて読むといいかもしれません。
しかし、ごくたまに文法を知らないと意味のとりにくい文章もあります。最後の場面に『君たちももっと本を読めば、物知りになれるよ』という表現が出てきますが、私が通っているギリシャ語教室では、2年目の一番終わりのころに学習する言い回しでした。

49. Μυθολογία 4 ギリシャ神話4

Μυθολογία για Παιδιά シリーズ。内容は、エルミス(ヘルメス)、プルトナス、ペルセフォニ、ディミトラ、ディオニソスにまつわるエピソードです。
もう何年も前に、ヘルソネス書房さんで購入した本。当時、「このくらいだったら読めるのかなあ…」と思って買ったのですが、結局読めなくて何年も本棚で寝かせていたものです。
ギリシャ神話なのでお話は良く知っているはずなのですが、"γεννήθηκε" ("生まれる" という意味の中受動過去形、三人称)が出てきたところですっかりつまづいてしまいました。私にとってのギリシャ語の山場はここ、中受動の活用だったんです。
子供向けのお話を読んでいても、"σκέφτηκε" (彼は考えた)やら "θα ντυθώ" (着よう)なんていうのがいとも簡単に使われていて、もとの動詞が何なのかもつきとめられないありさま。ここを越えないと、そこから先へちっとも上達できないのでした。
それがようやく分かって、去年から復習した結果、この本もとうとう読むことができました。単純に嬉しい。

48. Φαντασία ファンタシア(想像してごらん)

想像したことある? いち、にの、さん!
両目を閉じて。
想像してみて…、きみは音楽。

こんな書き出して始まる、「もしきみが~だったら?」とイメージをふくらませる絵本。原作はドイツの "Fantadu"。電話になってみたり、犬になってみたり、もし椅子の足だったら? 小さな川にかかった橋だったら? と、いろんなものにイメージが飛んで楽しい。
読んでみると、文章は現在形だけなので、文法がまだ不十分な人でも読める内容です。パターンが同じで1ページあたりの文字数は少ないので、なんとかくじけずに最後まで読めます。ただしお話がいろんなところに飛ぶので、知らない単語が多いと感じるかもしれません。そういう場合は、ぜひ「想像してみて」!

47. Σπίτι おうち

詳細は 45. 参照。

46. Ρούχα ふく

詳細は 45. 参照。

45. Αντίθετα はんたい語

31.Εποχές (きせつ)と同じシリーズの本。このレベルの本をたくさん読む必要を感じて、先月注文していたものです。でも、届くまでにちょうど一ヶ月かかってしまい、手にした頃にはちょっと拍子抜け。しかしこのシリーズは、相変わらず写真がきれいなので好きです。

"Αντίθετα" は反対語、対になる語と、その例が載ってます。カメの写真で Μέσα και έξω だなんて可愛い…。Μπροσά και πίσω は "前に、後ろに" と覚えていますが "前向き、後ろ向き"、"表、裏" という意味でも使うのかも。
"Ρούχα" では身に着けるものいろいろ。下着、ナイトウェア、夏服、冬服、パーティ、スポーツウェア、靴、などなど…。
"Σπίτι" ではお家の中にあるものいろいろ。キッチン、食堂、子供部屋、バスルーム、寝室、ガレージ、庭。

44. Η Κοκκινοσκουφίτσα 赤ずきん

43. と同じ Τα αγαμημένα μου παραμύθια シリーズです。これも、文章量が多いわりには文体が簡潔なので、ほとんどひっかからずに読めました。このあたりが読めるようになってきたのはずいぶん嬉しいことです。
11~20 あたりで童話を続けていくつか読んだことと、その他の本でも少しずつ言葉を覚えてきていたからかもしれません。王様、お姫様、王子様や、森やらおおかみやらといった言葉ならもうバッチリ(?)です。「あかずきん」では初めて "κυνηγός" (狩人)という言葉にお目にかかりましたが、「狩に行く」、「狩の女神」といういいまわしで "κυνήγι" (狩)という言葉を知っていたので、あまり悩まずに済みました。
ようやく3歳児レベルを脱出できそうですー。

43. Η Χιονάτη και επτά νάνοι しらゆきひめと七人のこびと

Τα αγαμημένα μου παραμύθια シリーズ。
前の本から一ヶ月ほどあいてしまいました。ちょっと体調が悪かったのと、読むのに手ごろな本がなかなか見つからなかったためです。しかたがないので、この間はギリシャ語のテキストを読み返したりしてつないでいました。久しぶりにまとまったお話を読んでみたのがこれ。
文章の量が多いような気がしてはじめちょっとひるみましたが、このシリーズもやさしい文体で書かれていて読みやすいです。前の神話シリーズと同じくらいのレベルに感じられます。よく知っている童話が、ギリシャ語でどんなふうに表現されているかを見てみるのも面白い。
例えば、「鏡よ鏡よ鏡さん…」が、この本ではこんなふうに書かれていました。(思い出し書きなので、間違ってたらごめんなさい。こんど確認しておきますね。)

"Καθρέφτη μου, χρυσό μου, βλέπεις...;" 「私の鏡よ、かわいいお前、お前には見えるかえ?」

42. Ο Ιάσονας και η Αργώ イアソンとアルゴ号

これも 40., 41. と同様、χρώμα και παιχνίδι με τη μυθολογία シリーズ。
イオルコスの王子イアソンは、父のものだった王位をおじのぺリアスに奪われた。ケンタウロス族のケイロンに育てられて成人したイアソンは王位を取り戻しに行くが、コルキスにある金羊毛を奪回してくるようにという難題を出される。ギリシャ中の英雄を集めて、アルゴ号で遠征し帰還するまでのお話。
登場人物も多く、いろいろなエピソードが取り入れられて話が込み入っているわりには読みやすいです。著者のΣοφία Παράσχου さんの文章が簡潔で自分にあっているんだと思います。
このシリーズにはもう一冊あって、最後が"Ο Οδυσσέας και ο Κυκρόπας" なんですが、これだけ著者の方が違うのです。少し読んでみましたが、こちらはどうも読みにくくて途中でやめてしまいました。

41. Η αρπαγή της Ευρώπης エウロペの誘拐

40. と同様、χρώμα και παιχνίδι με τη μυθολογία (神話でぬりえ&ゲーム)シリーズです。ゼウスが姿を変えた、白い牡牛にさらわれたエウロペ。彼女の名前が、「ヨーロッパ」の語源になったとか、ならなかったとか。現在のギリシャの2ユーロ硬貨のデザインにもなっていますね。…今回は余談ばっかりでした。

EUのユーロデザイン公式サイト(ギリシャ)
http://www.euro.ecb.int/en/section/euro0/specific.GR.html


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