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Review

February 18, 2009

JAM SESSION 『女の平和』は面白い

「劇」小劇場

15日、下北沢「劇」小劇場にて公演中の JAM SESSION 『女の平和』を見てきました。
とっても面白くて、ギリシャ喜劇を初めて見る人にも楽しめる舞台じゃないか、と思いますのでお勧めします。

原作をほとんど変えることなく真っ向勝負しています。俳優は8人のみ、コロスなしで取り組んでいますが、これを1時間というコンパクトな作品にまとめ、スピーディーに見せていたので成功していたと思いました。演技の達者な俳優陣も、安心して見ていられます。

原作はアリストパネスの『女の平和』。特に予習をしなくても分かり易いです。本当に全く予備知を持たずに見たら、ちょっと驚く(引く?)かもしれませんが…。

なお、この作品は2005年03月に初演したものの再演だということです。

今週末まで上演。まだ座席にも残りがあるようですので、ぜひ。


■『女の平和』 (下北沢演劇祭参加作品)

原作:アリストパネス
日時:2009年02月13日(金)~22日(日)
場所:下北沢 「劇」小劇場
演出:西沢栄治

JAM SESSION
 http://www.jam-session.info/

November 11, 2008

DVD 『ギリシャ・ゾンビ』

11月に発売になるというニュースを聞いて、さっそく購入。
amazon.co.jp には発売前から低い評価のコメントが付いていたので、内容的には良くないのかなぁ~…と思いましたが、幸い私はゾンビ・マニアでもスプラッタ・マニアでもないので、純粋に(?)、ギリシャ語のリスニング用としてどうなの? という興味から買ってみました。
どちらかというと、ホラーはめちゃくちゃ苦手。さきほど最初の方を見てみましたが、ドキドキさせる演出はあるものの、(まだ)…あんまり怖くない。なんだ、大丈夫、これなら怖いもの嫌いの人でも見られそうです。(そういう点が、「ゾンビ好き」の人には低評価なのかな?)
セリフもほどほどに入っているので、ギリシャ語の聞き取り用にもいいのでは? と思います。
「商品の紹介」によれば、「全編スプラッターのハイパー・ギャグ・ホラー!!」とのこと。そうか…ギャグなのかな…。これからギャグになるのかな…。

「フーリガンが暴れてる!」
「サッカー場なんかに来るからこんなことになるんだ!」

みたいな場面ではクスッとしましたが。

まだほんのちょっとしか見てないので、後半どのような展開になるのか分かりませんが、今のところ「アタック・オブ・ザ・ジャイアントケーキ」よりは真面目な作品のように見えてます。
ギリシャ語音声で、字幕の付いた作品は全部欲しいという方(私か…)には(控えめに)おすすめしておきます。

August 20, 2008

『バッコスの信女』復習中に知ったこと

先日注文していた、『鳥』のCDがギリシャから届きました。これこれ。待ってましたよ~。最初の発売は1960年のようです。アナログのひらたい音が、それっぽい味を出してました。

夏の旅行の前はたいてい忙しくて、今回も行き先や見る予定の芝居について予習する時間がありませんでした。帰ってきてから、いろいろ調べて楽しんでます。

で、ヴィロナスで見てきた北ギリシャ国立劇場の『バッコスの信女』なんですが、主演(ディオニュソス役)のストラトス・ジョルジョグルー(ジョルジョグロウ)って、舞台、映画やギリシャのテレビドラマにたくさん出演されてる方でした。日本で知られてる映画でいえば、20年前の作品ですがアンゲロプロスの『霧の中の風景』とか。主人公のヴーラたちを助けてくれる、オレステス役。え? それって、私も見たことがあるはずの人では…。しかも重要な役だし。

勝手に「二軍」とか言ってごめんなさい。

そりゃそうですよね、国立劇場の主役級の人ですもん、それなりのキャリアを積んだ人が出ているわけですよね。調べれば、他にもスゴイ方々がいっぱい出てるのかも。ああ、無知って恐ろしい…。
『霧の中の風景』、また見返してみようかなと思いました。

今回の上演(バッコス)のかなり長い動画が、北ギリシャ国立劇場のサイトから見られます。舞台写真も、80枚も掲載。素晴らしいです…。ありがとう北ギリシャ!

από τις "Βακχές"
 http://www.ntng.gr/default.asp?siteID=1&pageid=21&tablepageid=15&langid=1&entryid=350

 ↑仮面のアイコンの Σχετικά αρχεία / Related Files を選び、"Video" のリンクをクリック。

また、ジョルジョグルーのオフィシャル・サイトもあります。The Times によれば、"ギリシャのブラッド・ピット"なんだそうで。(笑)

Official website Of Stratos Tzortzoglou
 http://www.tzortzoglou.gr/

August 16, 2008

アンフィ・シアター 『フェニキアの女たち』

日時:2008年07月25日(金)
場所:エピダウロス劇場
原作:エウリピデス
演出:スピロス・エヴァンゲラトス
出演:アンフィ・シアター

Αμφι-Θέατρο Σπύρου A. Ευαγγελάτου
Ευριπίδη, Φοίνισσες
 http://www.greekfestival.gr/show_event?id=164&lang=gr

(mixi日記からの転記。加筆修正しています。)

あらすじは『テーバイ攻めの七将』(アイスキュロス作)とほぼ重なるもの。でも、使者の報告だけで話が進んでいく「七将」より、こちらのほうがだいぶドラマチック。『オイディプス王』『アンティゴネ』『コロノスのオイディプス』(ソフォクレス作)のエピソードも盛り込んで、エウリピデスが再構成したものです。
ソフォクレスの『オイディプス王』では、ことの真相を知ったイオカステ(オイディプスの母であり妻)は直ちに自殺してしまいます。オイディプスは子供らと引き離されて国外追放の身に。でも、この劇では子供たちが成人するまでイオカステは生きてます。オイディプスも追放されておらず、二人の息子に監禁されていることになっています。
劇の始まりは息子たちの王位争いから。テーバイの七つの門を攻めようとしているアルゴスの武将たちを、アンティゴネーが見に来ています。イオカステはエテオクレスとポリュネイケス兄弟を呼び出し、和解するよう説得しますが、交渉は決裂。クレオンの息子メノイケウスは、預言者テイレシアスから国を守るための犠牲となる運命を告げられ、自ら身を投げて死にます。エテオクレス、ポリュネイケス兄弟は相討ちで果て、イオカステは絶望のあまり後を追って自殺。二人の死を悼みつつ、クレオンはポリュネイケス埋葬禁止の触れを出しますが、反発したアンティゴネーは国を追われる父オイディプスと共にテーバイを去ります。

…と、あらすじを書いただけでも息切れしそうな、オイディプス伝説「全部入り」の劇。
タイトルの「フェニキアの女たち」は劇に登場するコロスのことで、テーバイを建国したカドモスがフェニキア出身ということで、その縁で登場しているそうです。

舞台装置は現代の戦場を思わせるもの。開始早々に銃声と爆撃音が流れたことからも明らかでした。台詞の中で、オイディプスとかフィボス(アポロン)とか言わなければ、現代ドラマを見ているようです。この上演のポスターやプログラムには古いモノクロ写真が使われていて、兵士に何かを訴える女性の姿が写っていました。時代が変わっても戦争に加わった息子たちを案じる母親を描こうとする、この上演の目指すところがよく分かりました。

感想はというと、やはり「盛り沢山」だなぁ、という印象。イオカステの仲裁場面だけでも十分見応えがありました。老いた母親の説得は、なるほど涙を誘います。
色んなエピソードが盛り込まれているので、見ている間は長く感じられて少々辛かったです。が、見所はたくさんあって、見終わってしばらくしてから、「いい芝居だったなぁ」としみじみ思い返すことの多い作品でした。登場人物が多いだけにそれぞれの出番が少なくなってしまうのですが、アンフィ・シアターの公演ではどのキャラクターもよく表現されていて、印象深いものでした。健気なクレオンの息子メノイケウスは可愛くて良かったし、好々爺風のテイレシアスも少ない出番ながら好演でした。コロスの歌とダンスも完成度が高かったです。

『フェニキアの女たち』という作品自体も、悪意を持った登場人物が少なくて優しさにあふれた劇に感じました。共感しにくい主張をしているのは現王のエテオクレスだけで、他の登場人物は身内を思いやり、なんとか最悪の結果を避けようとしているように思えました。あ、でも確かオイディプスが息子たちを呪って、刺し違えることを望んだ張本人だった。(笑)

客入りは6割ていどと少なめでしたが、良い舞台でした。土曜日の方が人出はあるのかな。

[参考文献]
 『ギリシア悲劇IV エウリピデス(下)』 ちくま文庫 1996年 第三刷

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August 11, 2008

北ギリシャ国立劇場 『バッコスの信女』

セアトロ・ヴラホン(アテネ)

日時:2008年07月23日(水)
場所:セアトロ・ヴラホン(アテネ)
原作:エウリピデス
演出:タソス・ラゾス
出演:北ギリシャ国立劇場

από τις "Βακχές"
 http://www.ntng.gr/default.asp?siteID=1&pageid=21&tablepageid=15&langid=1&entryid=350

(mixi日記からの転記。加筆修正しています。)

アテネのヴィロナスという場所にある、セアトロ・ヴラホン(岩の劇場)での観劇です。
北ギリシャ国立劇場の、2つある夏ツアーのうちのひとつ。もうひとつの出し物『オレステス』のほうが、セットも派手だしエピダウロスにも出場しているので、『バッコス…』はどちらかというと二番手かな。巡回している劇場も、小さめのところが多いようです。わが家では勝手に「二軍」と呼んでました。
旅行日程の中でちょうどこのセアトロ・ヴラホンで上演される古代劇だったので、劇場見学も兼ねて行ってきました。


大きな地図で見る

セアトロ・ヴラホン(アテネ)

タクシーで連れて行ってもらい、劇場近くで降ろしてもらいました。中に入ってみると、円形劇場が二つあるんだってことが分かりました。

こちらは小さい方の劇場。

小さい方の劇場

『バッコス…』は、大きい方の劇場での上演でした。
どちらも古代遺跡ではなくて人工の円形舞台ですが、背景にそびえる崖がとてもユニークな劇場です。

ヴィロナス/岩の劇場 ヴィロナス/岩の劇場

芝居の方ですが、本火を使ったり、岩壁に影を当てたりしてこの劇場を効果的に使っていました。ただ、仕込みに時間がかかっていて、ディオニュソス登場のシーンなど、準備中に手の内を見せてしまってたのが良かったのか悪かったのか…。(^-^;)

予定より40分遅れで開演。

音楽はギリシャの伝統的な編成(クラリネット、アコーディオン、太鼓大小)。コロスの衣装が現代のごく普通の男女で、民族音楽と民族舞踊(フォークダンス)調で踊るので、なんだか皆でピクニックに来てるみたい。
ディオニュソスも交じって踊っているのですが、はじめは神話的な雰囲気がまったく感じられませんでした。なんていうんでしょう、これ。日常の中にひそむ悲劇? ひらたく言ってしまうと、全体に演出が地味です。

が、ディオニュソスとペンテウスの対話の場面から面白みが増してきます。俳優に力があるので、シンプルな演出がカバーされているようにも思えました。
飄々と詰問をかわすディオニュソスと、激情型のペンテウスの対比が面白かったです。白い衣装のディオニュソスと黒服のペンテウスが対になる動きをする場面や、杖の取り合い、
「今でも神はすぐそばにおられて、私がどんな目にあっているか眺めておられますぞ。」
「どこにいるというのだ。おれの目にはいっこうにうつらぬが。」
あたりでは、取っ組み合いまで始めるいきおい。
従兄弟同士の対決なんだな、ということが思い起こされます。この二人、もともと母親が姉妹で、片や父エキオン、片や父ゼウスという立場なんですよね。

ディオニュソスがペンテウスを山に誘い出す場面も、それなりに緊迫感を持って感じられました。
注目だったのがペンテウスの女の服で、なんと花嫁の扮装です。ディオニュソスも花婿の衣装に着替え、狂った花嫁を相手に
「お髪がはずれてきております」
「帯もゆるんでおりますし」
などとやるので、非常に倒錯的に感じられて良かったです。

ペンテウス殺害の報告の場面では、コロスのひとりがペンテウスに似せた案山子に火を付けて燃え上がらせ、肉片に見立てた赤い布を投げ合ってました(念がいっています)。
アガウエの演技も迫力があって良かったです。
俳優たちの演技はとても満足でした。後半に行くに従って、狂気が増して盛り上がっていったようです。

ただし、ディオニュソスの神の声は、マイクを通した方が良かったと思いました。崖ぎわまで行ってライトアップされた状態になるのですが、遠すぎてよく聞こえないんです。
地震の場面でも、コロスが舞台でわぁわぁ言ってるだけなのってちょっと…(迫力不足)。後で「怖かった? 大丈夫だよ」となだめて回るディオニュソスは良かったですが。

舞台が広いのに、ほとんど長テーブルだけという簡素な装置なのも、なんとなく締まらない原因だったかも知れません。長テーブルの使い方は、静岡で見たハナン・スニルの『アンティゴネ』とよく似ていたのが気になりました。

また、この日の上演は音響がいまいちでした。座席の中ほどで見ていたんですが、俳優の声が左右に抜けてしまって聞き取りにくくなっていました。出来るだけ前の席で見たほうがよさそうです。

[参考文献]
 『ギリシア悲劇IV エウリピデス(下)』 ちくま文庫 1996年 第三刷
 

August 09, 2008

芸術劇場 - カロロス・クン 『鳥』

アテネのイローディオ(ヘロド・アティクス音楽堂)

日時:2008年07月20-21日
場所:ヘロド・アティクス音楽堂(アテネ)
原作:アリストファネス
演出:カロロス・クン
出演:芸術劇場
音楽:マノス・ハジダキス


旅行中のmixi日記では、
「芝居は面白かったです。ほぼ満席。古風な演出だな、と思いながら見てた」
としか書けなかったのですが、観劇後に買ったプログラムを見たら、実はカロロス・クンの舞台だったと知りますます興味がわいてしまいました。

カロロス・クン Κάρολος Κουν (1908-1987) はギリシャでは有名な演出家で、芸術劇場(Θέατρο Τέχνης)の主宰者でした。
演劇について専門的に学んだことが無いらしく、はじめ他の演劇関係者から疎まれたこともあるようですが、彼の舞台は大変な人気を博したそうです。1987年に亡くなった時には、国葬が営まれたほどでした。
クンについては山形治江さんの著書『ギリシャ悲劇―古代と現代のはざまで』で名前だけは知っていましたが、ここで彼自身の作品を見ることができたのは全くの偶然で、とてもラッキーでした。

見ている間は、
「面白いんだけど…、ずいぶん古風な演出だなぁ。いまどき神様にかぶりものなんて、あまりやらないんじゃない? わざとそういう効果を狙ってるのかな」
なんて思っていました。
実はこの舞台、1959年の初演。その後も何度か再演されているようですが、今年は生誕100年を記念しての上演だそうです。昔の写真がプログラムに載っていましたが、舞台装置や衣装などほぼ同じで、演出もカロロス・クンとなっていました。なるほど、それなら納得。
とても泥臭くて、垢抜けなくて、ドタバタした舞台という印象なんですが、言葉は分からないまでも登場人物のオーバーアクションでスピード感ある演技が可笑しかったです。例えば、「鳥の国」建国の祝いに神官が祈祷をしてくれるんですが、これはたぶんギリシャ正教の司祭の物まね(ウケてました)。「この書き物をごらん」(×3回)と、全身でおみくじを突きつけるおみくじ売り。
他にも、建国を聞きつけて次々やってくる人々(詩人、監察官、親不孝者…etc.)も、なんというか、ホントに馬鹿々々しいことを大真面目に演じていて、見ていて清々しかったです。

また、使われていた音楽も初演と同じもので、マノス・ハジダキスが作曲したものでした。ハジダキスの名前は、映画『日曜はダメよ』の主題歌で知っている方が多いのではないかと思います。
実は2006年にも、別の演出で『鳥』を見たことがあります。なんとなく聞き覚えがあるような気がして当時のプログラムを見てみたら、その時に使われていたのも同じくハジダキスの作曲した『鳥』でした。

終演後、周りのギリシャ人達が嬉しそうに歌を口ずさんだりしているので、
「もしかして有名な曲なの?」
と思い、調べてみますと、YouTubeなどで見つかりました。なんと、フラングーリスが歌っているヴァージョンがある…(嬉)。

Mario Frangoulis - Kyknoi (swans) (Greek title: kyknoi)
 http://jp.youtube.com/watch?v=Mln0G868NYA

歌詞はここにありました。
 http://www.stixoi.info/stixoi.php?info=Lyrics&act=details&song_id=7101

原作では 769行目~784行目にあたる箇所で、白鳥とアポロンについて歌っています。
"tio tio tio tix" っていう鳥の鳴き声がかわいい。

音楽だけでも聞きたかったので、GreekBooks で久しぶりにCDを注文しちゃいました。

Οι Όρνιθες του Αριστοφάνη [CD]
 http://www.greekbooks.gr/Web/cd/details.aspx?ProductID=018619

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November 23, 2006

カコヤニス三部作が届きました!

「カコヤニス三部作、DVD-BOXとして発売」でお知らせしたDVDが届きました。
早かったです~、申し込みから一週間で、郵便局からの不在票が来ていました。

紙函入り、邦題でそれぞれ『イフゲニア』『トロイアの女』『エレクトラ』の三作品です。

↓中にはカコヤニス監督の写真入りカード、なんとシリアル・ナンバー付き! もしかして限定3000部? 私が買ったのは 0880 番でした。

↓外箱から取り出して開いてみると、それぞれの映画の名場面が。うーん、そそる…。

↓全部開いてみると、こんなに横長でした。

入手したい方はお早めに。私が買ったのは Dvd Land Stores ですが、おなじみのショッピングサイトがあればそちらからどうぞ。
PAL形式、Region2、言語と字幕はギリシャ語と英語です。

Η Τριλογία (Dvd Land Stores)
 https://secure.videoland.gr/shop/details.asp?id=27247

November 12, 2006

雑誌 ODYSSEY

"ODYSSEY" という雑誌をご存知ですか?
ODYSSEY Magazine社から発行されているギリシャ情報満載の英字誌で、2ヵ月に一回の発行。

Odyssey
 http://www.odyssey.gr/

ギリシャへ旅行に行くと、ホテルの部屋に置いてあったりするので気になってました。定期購読できるらしいので、だいぶ以前にも申し込んでみたのですが、何故かその時は応答無し。
つい先日、ふと思い出してもう一度 "subscribe" してみたら、無事一冊目が届きました~(上の写真)。オフィスはアメリカとギリシャのようなのに、何故かベルギーから届きました。何故でしょうね?

内容は、ギリシャ国内の旅行、カルチャー、グルメなどの情報や、世界で活躍するギリシャ系の人々の紹介など。今回届いた November/December 号は、Rediscover Greece, Food & Wine Special Report, The First Temptation of Kazantzakis などの特集でした。

過去の記事では、ビッグ・ファット・ウェディングのニア・ヴァルダロスや、マリオス・フラングーリスが復活古典劇『アキレウス三部作』で主演を取ることのニュースなども、この雑誌で知りました。サキス・ルヴァスが映画撮影中、って話もこの夏載ってたんですけど、その後どうなったかな?
夏前に発行される号では、ギリシャのベストホテル50なんて記事も載っていたりして、写真を眺めているだけでもウットリです。
ギリシャ語オンリーの雑誌を読むのはまだちょっと辛いけれど、英語ならまだなんとか。読む練習をしながらギリシャの情報も仕入れられる! ということで、わくわくしています。

September 12, 2006

ルーヴル美術館展 LOUVRE LOUVRE

6~8月に東京展のあった「ルーヴル美術館展 ~古代ギリシア芸術・神々の遺産~」が、現在京都に場所を移して開催されています。

実は、初日から一週間後の土曜日(6月24日)に、東京・上野での展示会を見に行ってきました。
途中まで記事を書きかけていたのですが、忙しかったのでなかなかまとめられず…。せっかくなので、京都展に合わせてアップしておきます。詳しい内容については、公式サイトや下記の記事などに紹介されています。

【公式】ルーヴル美術館展 ~古代ギリシア芸術・神々の遺産~
 http://www.ntv.co.jp/louvre/
東京藝術大学美術館 2006年6月17日(土)~8月20日(日)
 http://www.geidai.ac.jp/museum/
京都市美術館 2006年9月5日(火)~11月5日(日)
 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/

展示会背景についての講演
 http://www.museesdefrance.org/museum/special/backnumber/0607/special01.html

livedoor ニュース 上野に出張、13体のアフロディテ
 (上) http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2112815/detail
 (下) http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2112827/detail

Let's Enjoy Tokyo 「ルーヴル美術館展」内覧会レポート
 http://www.enjoytokyo.jp/id/art_staff/96326.html

簡単に印象など。
今回の展示会は、ルーヴルの古代ギリシア展示室改修のため実現したものだとのこと。私はルーヴル美術館を訪ねたことがないので、日本で古代ギリシャのコレクションがまとめて見られる貴重な機会でした。展示の方法や、作品に付けられた解説も面白く、充実したものでした。
13体のヴィーナス像を含む、大理石の神々のコーナーももちろん楽しかったのですが、ギリシャ演劇に関する壷絵や仮面といったものもまとめて紹介されていて、ギリシャ劇好きにはたまりませんでした。
「エウリピデスの肖像」という、高さ60cm×幅45cm の小さな彫刻もあったのですが、エウリピデスの書いた悲劇の作品リストが刻まれていて、とても興味をひかれました。

また、この美術展で初めてイヤホンガイドを借りてみました。観客で混み合って作品の解説が読めない位置でも、ガイドで確認できるので便利でした。
それに、イヤホンガイドのBGMが『古代ギリシャの音楽』だったんですよ! 演奏はアトリウム・ムジケー古楽合奏団のものかどうか分かりませんでしたが、選曲は確かにここからでした。(amazon.com のページなら試聴もできます。)

ギリシャの作品ばかりをたっぷりと、ちょっとマニアックに楽しめた至福のひとときでした。

January 29, 2006

獣珍 『テーバイを攻める7人の将軍』

桜美林大学での「獣珍」公演を見てきました(1月28日昼の回)。

予習不足で、原作は初めのほうしか読めずに行ったんですが、面白かったです。
「テーバイ攻めの七将」といいながら(アルゴス方の)七将軍が一人も登場しないこの舞台。中心になっているのは、テーバイの七つの門を攻める将軍たちの様子を伝える使者と、それを聞くエテオクレス(テーバイ王)とのやり取りです。台詞中心で、しかも長台詞が多いのでどうなるのかな、と思いましたが、うまく処理して観客を飽きさせない工夫が凝らされていました。意外にも、テキストはほとんど改変しないでアイスキュロスに忠実に上演されてました。

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