2005年08月06日

[予習] 地方で芝居を見る楽しみ

前回、「芝居中心に日程を組む」では主にエピダウロスでの観劇について書きましたが、プログラムと旅行の日程がうまく合わない場合は、地方の公演日をあたってみるという手があります。

アテネとテサロニキの国立劇場や、ギリシャ各地の地方公立劇団は、毎年夏には古代劇の作品を持って、ギリシャ各地の野外劇場などを巡業しています。
地方公演の良いところは、料金が安いことと、近くで見られる可能性が高いこと。
エピダウロスではS席(distinguished zone)で50ユーロくらいしますが(外国からの公演だともっと高いことも)、地方では一律15~20ユーロということがほとんどです。
また、劇場自体が小さかったり、自由席になっていることが多いので、早めに行けば見やすい席を確保することも難しくありません。

アテネやエピダウロスの大劇場とは違う雰囲気を味わったり、昼間は近くの町や遺跡を観光したりなど、小旅行の楽しみもあります。ちょっとマニアックかも知れませんが、地方で古代劇を見てみるのはとても楽しいですよ。

ディオンで国立劇場の『イオン』を見る(2003年)

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2005年08月02日

[予習] 芝居中心に日程を組む

今年は春の連休に旅行したので、夏はギリシャへは行かないつもりだったんです。
ところが、5月半ばに蜷川版『メディア』を見に行ったとき、上演台本のあとがきに「『バッコスの信女たち』もほぼ完成している」って一文を見つけてしまいました。翻訳はできているということなので、あとは上演できるかどうかを検討している段階らしいんですね。

『バッコスの信女』(通称:バッカイ)は、ギリシャ悲劇の中でも大好きな作品のひとつ。近いうちに新訳で上演されるかもしれないってことですから、すごく楽しみです! しかも、今年はギリシャ国立劇場が同じ作品を、夏のツアーで上演することが決まっていたんですよね。そう考えると、どうにもこらえきれなくなってしまいまして…、国立劇場の“バッカイ”がぜひ見たい! と、夏にも遊びに行くことに決めちゃいました。

『メディア』 れんが書房新社
エウリピデス 作/山形治江 訳

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