2008年08月17日
Γレベルってどんなレベル?(ギリシャ語検定)
- bouno
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- カテゴリー:現代ギリシャ語
ギリシャ語検定のΓレベルに合格しましたというご報告をしましたが、じゃあ実際どのくらいギリシャ語が分かるの? と思われた方もいるのではないかと思います。私自身も、自分が今どの程度のレベルなのか? ということが気になっているので、今この記事を書いておこうと思いました。
■Γレベルに求められていること
ギリシャ語検定(ギリシャ政府観光局)
http://www.visitgreece.jp/news/backno.html#080215
こちらの解説では、Γレベルは
「3~4人の会話や新聞、雑誌、規則書、公式文書などから情報や意見を引き出して、正確に理解できる。友人同士のまたは公的な会話に参加して、要領よく受け答えができ、個人的見解や経験を明快にそして正確に述べることができる。必要な情報を詳細に伝えることができる。ギリシャで中等教育を受けていない人に対するギリシャの大学への登録資格。」
となっています。
合格はしたものの、え~、そんなことできてるか? という箇所がいくつもあります。(^-^;)
「会話や文書から情報を引き出して、正確に理解できる」…う~ん、「正確に」なんていわれるとムリムリって感じです。「もしかして、こんなこと言ってるよね?」程度ならまぁなんとか…と思うのですが。
「会話に参加して、要領よく受け答えができ、明快にそして正確に意見を述べる」…これができてないってことは、今年の夏旅行で経験済みです!
「必要な情報を詳細に伝え」…詳細に…。「ワタシココイキタイ。バス停ドコカ。バス何時にデルカ」ってのが、「詳細に」ということになるならば…。
「ギリシャの大学への登録資格」について。私はギリシャ留学を検討したことがないので詳しくは分からないのですが、大学に入る際、ある程度ギリシャ語ができるという証明が要るそうなのです。ギリシャで一定期間、語学のコースに通って試験に合格するか、もしくはこのΓの合格証があればそれに代えられるということのようです。でも、今の自分のレベルで、もし大学に行って授業を聞いたり、論文を書いたりできるのか? というと、正直勘弁してください…と思います。
私は "Καλώς" で合格したのですが、優良可でいうなら「可」レベル…。Καλώς では、「Γです」と胸を張って言うにはなんとも覚束ない感じだなぁ…。と思いました。
■具体的には?
今年のギリシャ旅行で、どうでした? というのを少し書いてみようと思います。
久しぶりの一人旅、あちこち移動するのに、よーしギリシャ語たくさんしゃべるぞーと思って出発しました。
旅行会話なので使う場面はわりと限られています。
「すみません、~はどこですか」
「~に行きたいです、チケット一枚」
「いつ出発しますか」
「~が欲しいです。いくらですか」
「ハロー、チェックインプリーズ」
「私のパスポートです」
「朝食は○時~○時ですね」
「ありがとう」
この辺のことは、だいたいすぐに出てきます。チェックインだけは、未だにギリシャ語での言い方が分からないので英語のまま。(^-^;)
でも、空港やホテルでは、悲しいかな英語の方がやりとりがスムーズだったりするのです。ギリシャにいては「どう見ても外国人」な顔つきをしているので、相手は英語で受け答えしようと準備をしているわけです。向こうから話しかけてくる場合も、まずは英語で会話が始まりますので、英語のまま終わってしまったり。ギリシャ語話したい! と思っている旅行者としては、ちょっと切ないんですけれど。
道を聞いたり、買い物をしたり、タヴェルナでご飯を食べたりということはほとんど問題なしですが、込み入ったことは聞けないかもしれません。お土産のチョコレートを買うのに、
「既にパッケージになったものがいいか、それとも好きなものを選んで箱詰めにするか?」
ってギリシャ語で聞かれたときは分かりませんでした。(T-T)
それから、旅の後半でアテネに住むギリシャ人夫婦(奥さんはネイティブではない)と、アテネ在住の日本人の友人(ご主人がギリシャ語ネイティブ)に会い、一緒に食事と世間話を楽しみました。この時は、会話についていくのがひと苦労。ネイティブでない女性二人はアテネに住んで数年なのですが、もうすっかりギリシャ語でふつうに会話ができる人たち。話がはずんでくると、ちっとも参加できません! 知っているキーワードを拾っていって、
「えーと、今たぶんこんな話題だよね?」
ということだけ把握して、ひとこと、ふたこと口をはさむ(はさませて頂く)ことができるくらい。
「もっとゆっくり話してください…」
というお願いをする暇もないくらいでした。相手をしてくれるほうもストレスだと思います。(笑)
■ヨーロッパ共通参照枠(CEFR)
こういった語学のレベルを、なにかもっと分かりやすく測るモノサシはないか? と思っていたときに、「ヨーロッパ共通参照枠」 Common European Framework of Reference for Languages という基準があることを知りました。EUで使われている、「外国語の学習・教育ならびに到達度評価の共通規格」だそうです。語学の到達レベルを6段階に分け、具体的に何ができるかということを定めています。
詳しいことは下記のリンク先を参照してください。
日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク
CEFR(ヨーロッパ共通参照枠)とは何か
(続)CEFR(ヨーロッパ共通参照枠)とは何か?
また、こちらのページの [資料3] に全体的な尺度が書かれています。
こちらを参考にすると、私は今ギリシャ語では B1 レベルにいるのでは? と思っています。
B1 レベルのもっと詳しい説明が、こちらのコラムに書かれていました。
日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク
ひとまず通じるレベルとしてのCEFR-B1の研究
(続)ひとまず通じるレベルとしてのCEFR-B1
ギリシャもEUに加盟している国ですよね。私たちが受けているギリシャ語検定も、「ヨーロッパの基準を意識している」と聞いたことがあるのですが、それがこの CEFR かどうかということは確認しそびれてしまいました。
でも、この基準は自分が今どの程度のことができるのか、これから先どういう状態になることを目指せばいいのかということが具体的にイメージでき、学習の助けになると思いました。
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- 2008年08月17日 23:06
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