2007年01月17日

84. Ελληνικά Παραμύθια ギリシャの昔話

84. Ελληνικά Παραμύθια ギリシャの昔話

 総語数:16,000語

 著者:Ειρήνη Κιουλαφίδου / Ντόρα Παπαϊωάννου
 出版社:Ίστρος
 頁数:96ページ
 読み終えた日:2007年01月16日

Ίστρος という出版社から出ているギリシャ語のサブ・リーダー。一話数ページくらいの短編で、19本の民話が収められています。この Ίστρος からもギリシャ語学習者向けの簡単な読み物がシリーズとして出ていて、ギリシャの昔話が2冊(レベル3)、ギリシャ神話が3冊(レベル4)あります。レベル3はボキャブラリー 1,500語程度、レベル4は 1,500~1,800語あれば読めるようです。

レベル3は手ごわそうだ…と思っていたので、なかなかページを開く気になれなかったのですが、読み始めてみると意外に楽に読み進めることができました。難しい単語は巻末にグロッサリーがあったので、そのつど確認しながら読んでいきました。それ以外の文章はとてもシンプルに書かれているので、あまりストレスを感じず、ある程度のリズムで読めたように思います。民話というものがそもそも、それほど話が込み入っているわけではないし、繰り返しの表現も多いんですよね。だから読み易いのかな、とも思いました。

レベル4の神話シリーズの方は、以前少し読んでみて、読破できなかった経験があります。もう少し修行したら読めるようになるかな~…?

内容的にも面白くて、ギリシャ版「森は生きている」のような話や、王さまとお姫さまの話、貧しい男と金持ちの男の話、オオカミとキツネとがロバを騙して食べようとする話など、子供のころ読んだ覚えのあるヨーロッパの民話や、イソップ物語によく似た雰囲気の話ばかりでした。

ギリシャの昔話で日本語に訳されているものはとっても少ないので、そいういう意味でも楽しめました。下に、日本語で読めるギリシャの昔話の本をメモしておきます。

■おうさまとナイチンゲール
 http://www.bouno.net/books/21_30.html#021
■王さまのリンゴの木~ギリシャの民話
 http://www.mukudori.net/works/detail.php?id=20
■エパミナンダス
 Amazon.co.jp の商品ページ
 (ギリシャの昔話として、「小鳥になった美しい妹」という話が載っています)

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