2007年01月14日
12. メッセネの古代遺跡
- bouno
- 01:30
- トラックバックする
- カテゴリー:2006 Summer
7月23日(日)の日記、続きです。
メガロポリを出て、一路古代メッセネへ。
Ancient Messene (公式サイト)
http://www.ancientmessene.gr/
Messene (Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Messene
メッセネってなんとなく平地にあるようなイメージがあったのですが、こんなに高い場所にあるとは知りませんでした。
標高にして740mくらいだそうです。
知人のギリシャ旅行アルバムを見せてもらったとき、大きな岩の梁が崩れ落ちている門の写真があって、それがメッセネにあることを教えてもらいました。それから、お気に入りのサイト、 TrekEarth の写真を見たとき、あんまりきれいだったので、やっぱり行ってみたい! と思ってしまいました。
Green ruins (TrekEarth)
http://www.trekearth.com/gallery/Europe/Greece/Peloponnesus/Messinia/Messinia/photo142352.htm
メッセネの発掘には熊本大学の調査団が1997年から参加していて、日本でもその報告会がよく開かれているというニュースを聞いていました。だから名前だけは知っていたのですが、どんな遺跡なのかはまったく知らなかったのです。下記のページで、発掘の報告が読めます。
海外調査・研修記録(都城工業高等専門学校・林田研究室サイト内)
http://www.miyakonojo-nct.ac.jp/~a/staff/archis/yhlabo/Invest/index.html
また、「旅の指さし会話帳」の著者の方もこの発掘に参加されていますね。
下記はその著者のページで、参加当時の記事が読めます。
回想 ―ギリシアのひととき―
http://members.at.infoseek.co.jp/Megalon/library/greek.htm
前の記事でも書きましたが、古代メッセネというのはテーバイの将軍、エパミノンダスが作った町だそうです。
そういえば、高校のときの世界史の教科書では、古代ギリシャの章の最後の方に書かれていました。確か、ペロポネソス戦争でアテネとスパルタが争った後、テーバイが一時覇権を握った…、というような一文が。
その、テーバイの将軍というのがエパミノンダスだったのかぁ! と、卒業後何年も経ってから気づいたような気がします。
エパミノンダス
http://ja.wikipedia.org/wiki/エパミノンダス
入り口にたどり着いてみましたが、何にもないです。遺跡内の地図だけは立っていました。
オリンピックの頃にきれいに整備されたそうですが、それ以来あんまり工事が進んでいないのかも。
トイレらしき建物があったので使おうとしたら、中はまだ工事中で「便器」がありませんでした…(“便座”がない、というのはギリシャではよくありますが)。
遺跡の案内板。もしかして、この遺跡はとても広いのでは…? と、一抹の不安を抱きながら。
古代の劇場、裏手から見たところです。
劇場、観客席後方から。
劇場、正面から見たところです。
The Arsinoe Fountain House
町の山側、一番高い場所にこの Foutain House があって、この泉から湧き出た水が小川となって遺跡の中を流れていました。
時折、他の観光客の人たちともすれ違います。
「ハロー」と声をかけてみたのですが、なんだかとっても疲れているみたいでした。まさか…。
アゴラの列柱
↓アルテミス・オルティアの聖域 The Sanctuary of Orthia / Το Ιερό της Ορθίας
アスクレピエイオン(アスクレピオス神域)の西側にあった、小さい神殿です。
「アルテミス・オルティア」って、そういえばスパルタにもそんな遺跡があったなぁ…と思って検索してみたら、Wikipedia に解説がありました。主にスパルタで信仰されていたのだそうです。
Artemis Orthia
http://en.wikipedia.org/wiki/Artemis_Orthia
アスクレピエイオン(アスクレピオス神域)
これ! TrekEarth で見た写真はこの場所でした。メッセネの遺跡は、このアスクレピオスの神域を中心として建てられています。
ギリシャの遺跡で、真夏なのに青々と芝生まで植えられて、きちんと管理されてる所って珍しいなと思いました。
これもアスクレピエイオンの西側にあった、なにかの神域。
説明を写真に撮ってくるのを忘れて、ガイドブックもないので何なのかはよく分かりません。残念。
エクレシアステリオン(民会場)
とてもきれいに修復されている民会場です。
なんと、この民会場では現在、古代劇の上演も行われているようです。
遺跡のすぐ近くにある村に、ポスターが貼られていました。出し物はアリストファネスの『平和』。
アスクレピエイオンと民会場などを含む、復元模型。
ひととおり遺跡を見終わった気になって、やれやれと思っていると…、すごーく遠くに、スタジアムっぽいものが見えています。
まさか…、やっぱりスタジアムだ…。ここまで整備されて、見学できるようになっているんですね。
正直、真夏の炎天下を歩き回って、かなりグロッキー気味。朝から三つも遺跡回りをしていますしね。
しかし、ここまで来たら見ないで帰るわけには行きません!
丁寧に案内板も立っています。
まさかとは思っていましたが…、本当に広いです!
端から端まで歩くのを、考えただけでも倒れてしまいそうです。
芝生の上に、本当に倒れこんでしまった pan さん。
すれ違う他の観光客の皆さんが一様に疲れていたのは、やはり「広かったから」なのですね。
メッセネの古代遺跡、次回に続きます!
■目次
11. メガロポリの古代遺跡
10. アルゴスのヘライオン
9. "Thesmophoriazusae" 女だけの祭
8. ミケーネのお昼ご飯
7. ネメアの古代遺跡
6. レンタカーでペロポネソスへ
5. アテネ散歩
4. "Electra" by Theatro Domatiou
3. 交通機関チケット手配
2. フェスティバルチケット手配
1. 旅行準備と予約
2006 夏のギリシャ旅行 日程
Trackback on "12. メッセネの古代遺跡"
このエントリーのトラックバックURL:
"12. メッセネの古代遺跡"へのトラックバックはまだありません。