2005年12月06日

69. Το μοντέλο που ήξερε πολλά

69. Το μοντέλο που ήξερε πολλά 『知りすぎたモデル』
原作: A. De Giuli, C. M. Naddeo
原題: Modelle, pistole e mozzarelle
出版社: Δέλτος
翻訳: Roberta Teo
翻案: Κλεάνθης Αρβανιτάκης
総語数:7,000
頁数:本文43ページ
読了日:2005年08月25日

2002年に読んだ Έναν Αύγουστο στις Σπέτσες (ある8月、スペツェスにて)と同じシリーズで、難度レベル3。このシリーズは、レベル1~5まで揃っています。(レベル5まで行っても Easy Reader であることには変わりないんですけどね…。)

夏の間、通勤時間などを使って少しずつ読み進め、ようやく読了しました。

レベル3に挑戦するのは初めてで、最初はなかなか読み進められませんでした。私立探偵に行方不明者捜索の依頼が来るところまで読んで、何度もあきらめて最初から。推理小説なのに、ちっとも話が展開していきませんでした。我ながらちょっと呆れます。
でも、思い切ってそこから先に進んでからはようやくペースに乗れて、最後までたどり着くことができました。

読みにくかった理由を自分なりにちょっと考えてみたのですが、一つには外来語の単語が多かったこと。
タイトルからしてそうですけれど、 μοντέλο (モデル)、κονιάκ (コニャック)、ντετέκτιβ(探偵)などなど。ギリシャ語っぽくない単語なので、一瞬、「ん?」となってしまいます。でも、元の言葉が分かれば、逆に分かりやすいのかも。

なじみのない単語は脚注と巻末にギリシャ語と英語の訳が付いているので、なんとか辞書なしでも意味は取れます。でも、ファッション関係の言葉もたくさん出てきたので、なかなかすらすらというわけにはいきませんでした。

それから、人物や情景の描写が多くなっていること。
「彼女はなんだか冷たく見えた」とか、
「夕暮れの空はバラ色に色づいていた」とか。

本筋とは関係なさそうな話にとつぜん逸れたりもするので、「今何の話をしてるの?」って考えながら読まねばならなかったり。そういう細かいことが複線になっているかもしれないので、ざっと読み流すことができないんですよねー。学習者用のテキストとしては、とっても良くできているってことかも。
山場を過ぎて、謎解きの部分に入ってからは意地になって一生懸命読んでしまいましたもん。

大物をやっつけた後は、また簡単な子供向けのものでも読んでみたいです。

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