2005年08月02日
[予習] 芝居中心に日程を組む
- bouno
- 23:59
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- カテゴリー:ギリシャで古代劇を
今年は春の連休に旅行したので、夏はギリシャへは行かないつもりだったんです。
ところが、5月半ばに蜷川版『メディア』を見に行ったとき、上演台本のあとがきに「『バッコスの信女』もほぼ完成している」って一文を見つけてしまいました。翻訳はできているということなので、あとは上演できるかどうかを検討している段階らしいんですね。
『バッコスの信女』(通称:バッカイ)は、ギリシャ悲劇の中でも大好きな作品のひとつ。近いうちに新訳で上演されるかもしれないってことですから、すごく楽しみです! しかも、今年はギリシャ国立劇場が同じ作品を、夏のツアーで上演することが決まっていたんですよね。そう考えると、どうにもこらえきれなくなってしまいまして…、国立劇場の“バッカイ”がぜひ見たい! と、夏にも遊びに行くことに決めちゃいました。
『メディア』 れんが書房新社
エウリピデス 作/山形治江 訳
日程の作り方
私の例で恐縮ですが、芝居中心に旅行の日程を組むとどうなるかというのをご紹介します。ここ3年ほどは同じようなプランで行っています。
古代劇の上演は、主にエピダウロス・フェスティバルで見ることができます。アテネでも上演されることがありますが、どちらかというとこちらはコンサートやオペラ、バレエなどが中心。今年は特に古代劇の演目が少なめのようです。
エピダウロスでは毎週金曜日と土曜日に上演があるので、がんばって一週間余りの日程を組めば、到着したときと帰国の直前とで、2つの演目が見られます。ほかに、アテネやエピダウロス以外の地方でもフェスティバルが行われていて、週のなかば(水曜とか木曜)に上演が行われる場合があります。これをうまく探し出せれば、1回の旅行で3つの演目が見られることになります。
普通にお勤めの方(私もです)だと、このくらいが限界かな。もっとゆっくり旅行できる方は、お好きにプランを組み立ててくださいませ。
Cultureguide.gr には、この夏のフェスティバルのまとめページが出来ていました。これで地方の日程も調べ放題です。(嬉しい…)
Summer 2005: All Festivals in Greece
http://www.cultureguide.gr/events/details.jsp?Event_id=71196&catA=11
情報収集
ガイドブック「地球の歩き方」に、上に書いた山形治江さんが古代ギリシャ劇の見方を寄稿されています。この記事はずっと掲載され続けているようですので、基本的な情報はぜひその記事をご覧になってください。私も初めてのときはこの記事を見てエピダウロスに行きました。(また、つい最近も Web版「地球の歩き方」の海外特派員レポートに、林ともさんという方がアテネ・フェスティバルのことを書かれています)
ただ、なかなか改訂が難しいのか、実情と少し違うかなという箇所もありました。気がついたところを下に補足しておこうと思います。(“歩き方”ギリシャ&キプロスの2002~2003年版を参照していますので、最新版では直っているかも知れません)
観劇プログラム
プログラムは5月下旬から6月に観光局などで手に入れるとありますが、現在は公式ページで簡単に調べることができます。毎年1月下旬~2月の初めには、その年のプログラムが発表になります。また、Cultureguide.gr という情報ページでも、同じ頃に発表があります。
Hellenic Festival
http://www.hellenicfestival.gr/
Cultureguide.gr
http://www.cultureguide.gr/
交通手段
アテネからエピダウロスに行く場合、KTELのバス利用ならキフィスゥのターミナルから片道9ユーロ弱(2003年で、アテネ-ナフプリオ間が9ユーロだったそうです)。ただし、帰りもターミナルまでしか戻ってこないので、シンタグマなど中心地に出るのにタクシーを使うことになります。夜中なので7ユーロくらい。(2003年に利用)
バスツアーは、Nikis通り20番地の SYRIGOS Travel という会社で扱っていました(2004年)。エレフテルダキス書店と同じビルの6階です。往復18ユーロ。Fillelinon通りとXenofontos通りの交差点から出発します。帰りはシンタグマまで戻ってきてくれるので、KTELより楽。
フェスティバルの Box Office で扱っている、船のツアーは往復60ユーロ。夕食付き。ファリロとエピダウロスを結んでいて、陸路はバスで移動するそうです。私は未体験なのですが、今年は使ってみようかと思っています。
ナフプリオ、トロ、アルゴス、パレア・エピダヴロスからも、KTELの往復バスが出ているようです。
写真:ナフプリオのKTELターミナルに出ていた案内板 (2002年)
パンフレット
「パンフレットは €0.90~1.50」となっていますが、ちょっと安すぎかも。公演にもよると思いますが、5~10ユーロくらいしていました。でも、それなりの値段がするだけあって、国立劇場のパンフレットなどには現代ギリシャ語の上演台本が収録されていたりします。パンフというより、もう立派な資料。好きな人(私とか)にはたまらないアイテムです。
その他
アテネの日系旅行会社マリソルでは、アテネフェスティバルのチケットの手配を始めたそうです。ただし、マリソルさんにてアテネのホテルを2泊以上申し込んだ人のみとのこと。手数料700円。
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- 2005年08月06日 02:45
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